ひょうちゃん

冷たい熱帯魚のひょうちゃんのレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
4.0
実在した犯罪を基に書かれたホラー
人の心の奥底をグリグリと抉り出したような描写一つ一つが強烈で、吐き気がするほど気持ち悪い
エロ、グロ、R18

ロマンチストな社本の繊細な心と抑圧されて暴発する怒り、そんな微妙な感情を吹越満氏は見事に演じ、でんでん氏は人の心を言葉と笑顔と暴力でグイグイ振り回す、ああこういう人いるよね!という悪人村田を演じる。
これが二人ともドハマリ!

そしてこの映画の主役とも言うべき"死体の透明化"について言えば、正直気持ち悪い。ですがよくそこまでやるなー、正気か?それとももともと狂ってるのか?
どっちなんでしょうね。

サイコサスペンスホラーというジャンルが好きな人、スプラッタ耐性のある人には是非
これは名作認定します