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冷たい熱帯魚のKKのレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
4.2
1秒たりとも目を離せない。
ストーリーの善悪や好みは関係なく、
時間を忘れる作品ってそれだけで面白い作品だと思う。
2時間半、あっという間だった。
微妙な作品は、90分でも途中で時計を見てしまう。


まさに人間の狂気。
笑顔で優しい人ほど裏で何かがある場合、その笑顔に狂気を感じる。
こんなにも残虐に人を殺しておいて、そんな笑顔ができるって、本物のサイコパス。
でも、こんな修羅場をくぐっていたらどんな相手でもビビらず生きていける。

村井と社本、どちらが真のヤバいやつなのか。
それとも人は誰しも狂気を内に隠しているのか。

ラストシーンなんて、普通トラウマになる場面だと思ったけど、娘は強かった。
というか、同類だった....?


「ぼでーを透明にしてやろうか」

「人生ってのはなぁ、痛いんだよ」
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