GijoeGo

後ろから前からのGijoeGoのレビュー・感想・評価

後ろから前から(1980年製作の映画)
3.3
U-NEXTのフィールドの広さを痛感&感謝。

にっかつロマンポルノは金子修介の「濡れて打つ」以来2作目の鑑賞。

色々あった畑中葉子主演の本作。同名曲もインパクトあり過ぎで良い曲だが映画の方はイマイチ。
色々と雑なストーリー、雑な演技、雑な撮り方でせっかくの裸が綺麗に撮れてない。

基本的にとりあえずレイプでそのうち気持ち良くなるという流れで前戯が無いに等しい。
暴走族のカップルだからなのか行動原理が暴走行為で何も考えてない。
それに付随するレディースも同様。今で言うトー横キッズみたいなものか。
社会的な裏テーマもあるのか無いのか掴みきれなかった。

公開当時のインパクトは9歳だった自分にも衝撃だった。
トップアイドルがポルノに出演とか小学生には刺激が強すぎた。

畑中葉子は劇中では暴走族のトップの彼女というポジションだがかなりイモっぽいというかまだまだあどけなさが残る顔立ち。メイクでキツめの表情をしてるが結構言葉遣いや立ち振る舞いに無理が見える。

そこが味といえば味なのかも。

他の女優さん達も全員脱ぐ威勢の良さ。
皆さんスレンダーでお胸が小振りで可愛らしい。
顔立ちもお綺麗でポルノ女優のイメージが覆った。
モザイクもボカシも駄目というルールでなんとか見えないようにしつつ興奮出来るような撮り方の工夫が見られる。が、はやり画角に限界が見られる。胸は見れるがお尻はリスクが高いのかなかなか見れないのが残念。
カラミの無い裸をじっくり撮って欲しかった。
1980年公開作にしては画質が良いので勿体無い。

撮り方やセットはチープだがキャストが大勢だしまあまあ大量のバイクや族車が出て来るのでこの手の作品にしては予算が多い印象。

当時の風俗や世相が垣間見えるタイムカプセル的な作品。

セクシーでアクの強い曲だが妙にクセになるのでたまに聴きたくなる。

こんな変な作品も観せてくれるU-NEXTサイコー。
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