今日は土曜だけど仕事だったのです。
本日遅い回の「キャンディマン」を予約したんだけど、一度家に帰ってきてから時間があったので、1992年版の「キャンディマン」を復習。
でもって、さらにまだまだ時間があったので、「短めの映画を一本」と思い、たまたま本作を鑑賞。
「復習」の次に「復讐」だな。
(さらに時間が余ったんで、レビューをしたためているわけです)
評価低いみたいですが、こういうの、嫌いじゃないです。
インディーズでも面白いもの作ってやろうじゃん! という意志は、学生時代に自主映画を作っていた人間としては、ものすごく評価できる。
たしかに、21世紀のいまどき、初期タランティーノのフォロアー映画作ってどうすんだ、とも思うけど、そういうところも可愛いじゃないですか。
たしかに、凝った編集やカメラワークがかえって素人臭い演出になってるところはご愛嬌なんだけど、平凡なことはしないぞという気合だもん。全然オッケーですよ。
ヴァンの中からカメラが一歩も出ないという演出も好感が持てる。
原題は"VANISH"で、「失踪」なわけですが、"ISH"だけフォントが小さくなってる。これは形容詞語尾の"-ish"として、「ヴァンの(VAN-ish)」ってニュアンスなんでしょう。
ね? そういうところも好き。
あと、トニー・トッドは、まさか「キャンディマン」観た直後なのに、もっかい偶然見るとは思わなかった。
ダニー・トレホもこういうインディ映画に出てくれるところが、「漢」じゃないですか。
また、そういう「ちゃんとした俳優」に出てもらう努力をしてるのもいい。低予算なのに。
出演と脚本・監督を務めたブライアン・ボックブレイダー、応援したくなります。
そんなわけで、まずまずの高評価にさせていただきます。
さて、今から「キャンディマン」観に行ってきます!