ABBAッキオ

銀河鉄道999 エターナル・ファンタジーのABBAッキオのレビュー・感想・評価

2.8
 1998年。松本零士原作で大ヒットになったアニメを平成時代に再スタートさせようとした作品だが、あまりにも中途半端でファンから黒歴史扱いされている作品のよう。BS12にて鑑賞。そもそもメーテルは鉄郎だけをなぜ救うのか、彼がなぜ特別扱いされるのか説明がない。メーテルは永遠のあこがれ女性、鉄郎は中二病的な半熟青年という設定も変わらない。そもそも尺が50分程度で短すぎるし、最後には続編的案内。おそらく東映が再ヒットを目指して人気コンテンツを引っ張りだし、続編含みで制作したが興行成績や経営状態から続編が作られずに終わったのでは。オリジナル作品はそれこそ永遠の青春SFなのだろうが、本作に対しては「いいかげん成長しろ」としか思えない。
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