猿山リム

マスク・オブ・ザ・デッド/恐怖のサバイバルゲームの猿山リムのレビュー・感想・評価

1.0
 わたしの六月はゾンビ月間。
 「オブザデッド」な作品を検索してたどり着いた作品。
 今の時代、ゾンビでさえもマスクで感染対策するんだなぁと購入。

 や。まぁ、「マスク」が「仮面」だろうというのは正直予想はしていなくはなかったが・・・。
 「オブ・ザ・デッド」がゾンビじゃなかったなんて・・・。
 まぁ「Mask of the dead」を翻訳エンジンに載せれば「死者のマスク」と訳してくれるけどさ。
 原題は「False Face」だし、無理にこんな邦題つけなくてよくね。
 ゾンビ好きはがっかりだし、スリラー好きはゾンビかと思って鑑賞しないし、誰も得しない。
 や。まぁ「恐怖のサバイバル・ゲーム」な要素もないし、スリラー好きが観てもがっかりではあるけど。

 なんか映画を撮りたい学生が、何とかでっち上げた作品・・・ぐらいの印象。
 ギャンブル好きで借金を抱える一人暮らしのニート(?)が、返済のために謎の組織と関わる物語。
 特に何かのゲームに参加するわけではない。
 あらすじには条件は「3っつのルールを守るだけ」とあるが、作中はルールは5個ぐらい挙げられていた気がする。
 守らなくていいルールもあったのかもしれない。

 謎がいくつも提示され、なるほどと思えない種明かしがある部分と放置されたまま終わる部分のある、酷い作り。
 褒めるところが思いつかない。
 ヒロインがグラマーだった印象しかないなぁ・・・ポロリはないけど。
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