ニューヨークを拠点に活動し、本作が長編デビュー作となる福永壮志監督が、ニューヨークとアフリカを舞台に描く移民の物語。
シスコはリベリア共和国のゴム農園で働きながら、家族を養っていた。過酷な労働環境…
知らないことも加担していることも
多くあるだろうから簡単に言葉にしていいのか分からない、を前提に。
それでも、製作陣の現地の生活を
そのまま映そうという気概は、はっきりと伝わる。
オープニングの"白…
子供に「パパが毎日採ってるゴムからサンダルが作られてるんだ」と言っていたシスコは、出稼ぎに行ったアメリカでタイヤ交換をしながら何を思っていたんだろう。
搾取される側の環境や、自分たちの環境が何で成…
音楽が入らないドキュメンタリー調だからか、リベリア人の日常を垣間見させてもらってる感じ
NY出稼ぎにいって、移民のコミュニティで、何かがあったらここに逃げてきなって言葉から何があるんだろ?!て期待大…
リベリア→アメリカ、変わらぬ搾取と逃れられぬ過去。
リベリアのゴム農園で働くシスコはストライキに参加するも、失敗に終わる。従兄弟を頼ってアメリカに渡り、タクシードライバーとして働くが、「アメリカンド…
内戦の傷痕色濃いリベリアのゴム農園から、アメリカNYの雑踏へ。
一人の移民の目に映る騒擾と混沌の生活世界。
夢の国で夢崩れるさなかに襲い来る暴虐の記憶。
物欲の権化となった元兵士の後背に現代の亡霊…
このレビューはネタバレを含みます
備忘録
映画の中の時間は淡々と進む。
一転、NYに着いてから話は急転(と、感じた)。
リベリアを出てやっと自然に笑えたのに、シスコの過去が追い掛けて来る。いや、NYに待っていた感じ?
最後のタイヤ…
白い血はもちろん、ゴムの木から採れる白い液体のこと(なんだと思います)。リベリアの天然ゴムプランテーションで搾取されている人々を描いているんですが、後半になるとまた視点が変わっていきます。
映画も良…
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