美しい風景と幸せな日常生活。
しかしながら、その生活は極めて厳しく、内戦の傷跡もそれぞれの中に秘めている。
そんなリベリアの大地に根ざした場面に始まる映画です。
不思議なのは、このリベリアの人々が、ニューヨークとどう繋がっているのかな?というところですね。
さらに、LEDランタンと携帯電話、スマートフォン、その一方で、薪を燃料にして食卓の準備をする。
ある意味、これが現実なんだなぁと本当に思いました。
カメラワークなんでしょうかね。
そういう生活の中に入っていくような画面でしたね。
一方で、NYの場面。
移民ということですね。
そう、今話題の”移民問題”の移民ですね。
その、移民の実態をこんな風に見ることができたのは収穫ですね。
でも、そのNYでのタクシードライバーの生活も決して楽なものではないということですね。
さらに、リベリアの過去が襲ってくる。
どうなんでしょうね、この救われない感。
しんどいですねぇ。
エンドロールのバックにNYの街の音が流れていましたね。
ん、映像とともに、音がその現場に私達を引き込んでくれているんですね。
丁寧に撮られた映画だと感じました。