うわ、ここにも守屋文雄が。ジョウジョウ映画の隠れ主役なのかしらん。
それはさておき決して暴力的にならない優しい世界のジョウジョウ映画。あ、でも今回はぬるいです。たしかに面白いんだけど、今までの作品に比べるとパンチ不足かも。
主役は性欲がありすぎる女子めぐりと、その女子に惚れてしまい結婚してしまう守屋。「いつでも俺が相手になるから結婚しよう」うーんご都合主義展開(そこがいいんじゃない)。
二人はラブラブ新婚生活を送るが好事魔多しで自己に遇ってしまう。しかもその結果EDに。もはや性生活を送れない二人。
性欲がありすぎる女子めぐりは隣の男の子とセックスをしてしまう。不安に思った守屋は早く家に帰る。豈にはからんや、不倫現場目撃。
「ごめんな」
この優しさこそジョウジョウ。でもこの時って実際どうなんだろう。あ、でも自分も怒れないかなぁ。ごめんなと言ってしまう守屋に共感。
でその後失意の守屋は自殺を試みるんだけど……
まあ最後のオチは内緒だけど、ラストシーンのガッツポーズが映画史上最低の(そして最高に温かい)ガッツポーズで吹いた。なんだこれ。笑いが止まらない。
エンドクレジッドのあとにもちょっとハートフル。いいね、なんとも言えずいいね。
すげー面白ってわけではないけど佳品です。まあジョウジョウだからね。満足っすよ。これでに日本映画NETのジョウジョウ映画はコンプリート。でもまだまだ観てないジョウジョウ映画はたくさん。うん、なぜ見るのか。そこにジョウジョウがあるからだ。
それはそうと最初の冒頭で守屋は高校生ということで出るんだけどそれはちょっと無理がありすぎないか。