りり

テイキング・オブ・デボラ・ローガンのりりのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

老人×ホラーっていうと個人的には「ヴィジット」と「ドントブリーズ」を思い出すんだけど、今作はこの2作よりも早く発表されているので、もしかしたらこれらの老人を恐怖の対象としたホラーの先がけ的な作品ともいえるのかもしれないなとか思ったり。
しかし認知症の老人や精神病者を怖がるって悪趣味というか不謹慎な感じもしたので心配しながら見ていたらちゃんと(?)オカルト方向に進んでくれたのでよかった。恐怖シーンもしっかり不気味に作ってくれて楽しかった。ストーリー的にデボラはかわいそうだったけど…。
あと丸呑みシーンは結構うまくできていて好きかも笑。蛇の特性が身についちゃうって展開は古風で逆に新鮮な感じ。

今作はこの手のモキュメンタリー調のPOVものによくある特に意味のない会話シーンがなくてサクサク展開するので割と見やすかったんだけど、後半はカオス状態なので手ブレしまくりで画面は暗く状況がとにかく掴みにくくてストレスの方が勝ってしまった。後半がもう少し見やすければ評価上げたかった。
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