テイキング・オブ・デボラ・ローガンのmurmur616のネタバレレビュー・内容・結末

　ちょい軽いキャッチコピーとは裏腹にかなり不気味なホラーで良かったです。
　個人的には、前半の屋敷内パートは不穏ながらもカメラマンやらでわちゃわちゃしてるせいで、あまり恐怖感はありませんでした。その代わり心霊系の検証番組みたいなワクワク感がありました。
　娘のサラがマジでタフでしたね。認知症の母の介護に加えて悪霊の面倒まで見る羽目になって、ラストは坑道の奥まで潜ってしっかり悪霊にトドメさしてるし（含みのあるラストでしたが・・・）。
　タイトルにもあるデボラが本当可哀想でした。認知症につけこまれ、挙げ句の果てには完全無欠の化け物にトランスフォームさせられて・・・。
　総じて期待以上でした。