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機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起のbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.9
話がなんか、普通のアニメみたいな感じで、妙に軽い気もする。ガンダムの持つ重いテーマといったものを感じさせない。戦闘シーンはあるものの、モビルスーツは出てこないということもあるし、そもそも主人公が、シャア・アズナブルということもあるのかな。なにかとなにかが激突するというわけでもないし。

冒頭は、キャスバルとシャア・アズナブルが空港で入れ替わるところから。キャスバルは、シャア・アズナブルの荷物のなかに拳銃を入れておいて、手荷物検査で引っ掛かるようにした。早く空港を出たいシャア・アズナブルは、キャスバルと入れ替わって、空港を出ることになる。
キャスバルは、シャア・アズナブルとして宇宙船に搭乗することになる。
早い段階で、どこかで落ち合って、再度、入れ替わってもとに戻る、ということが前提なんだろうな。
しばらくすると、キャスバルと入れ替わった元シャア・アズナブルの乗った宇宙船は、爆破されてしまう。ザビ家からキャスバル暗殺指令が出ていたのだ。

シャア・アズナブルの行き先は士官学校である。そこには、ガルマ・ザビがいて、そのあと、シャア・アズナブルとガルマ・ザビは親友になるのだ。とすると、キャスバルは、ガルマ・ザビが士官学校に入学することを知っていたわけだ。

あとの方で出てくるが、士官学校の近くには、連邦軍の駐屯地があって、つまり、スペースコロニーの有力者の子弟を人質に取っておくことになる、ということらしい。
とすると、連邦軍の方では、人質のなりすまし、入れ替わりを警戒するようにも思えるけど。
それ以前に、シャア・アズナブルは、そのままずっと生徒としているわけで、バレないというのは無理があると思えるけど。

で、シャア・アズナブルは、ガルマ・ザビを炊き付けて、反乱をおこし、連邦軍の駐屯地を制圧するのだ。
それはそれで面白いけど、意図が不明だな。
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