古いものが良いものとは限らない。
しかし新しい価値観が至上かと言うと、そうでもなく…
つづれ屋ホテル。
古くから続く老舗旅館と聞こえは良いが、ハイテクの支配する未来に於いて時代遅れどころか骨董品。
その旅館の跡取り息子、つづれ屋二十一代目「21 エモン」
彼の夢は宇宙飛行士、アストロノーツである。
しかし親と反発はあるものの、夢と伝統の板挟み。
旅館はボロい、従業員(ロボット)は役立たずばかり。
挙げ句、珍奇な宇宙生物まで現れて、彼の前途は多難である…
実は同時上映のドラえもんとワンシーンだけコラボしているんですが、そのシーン今は無いかもね…
さて、ドラえもんは最高、以上。
21 エモンは語感は似ているが全くの別物。
大好きです。
まず、超未来。
普通に宇宙人が地球に来訪、観光して行く!
グローバル化とかワールドワイドなんて足元にも及ばない壮大さ。
なのに主人公は昭和から抜け出せないボロ旅館の跡取り…
色々詰まりすぎていて大好き。
この当時の発想としては斬新過ぎる科学技術の数々。
藤子先生、天才ですよ。
今でこそキャラクターが立っているなんて当たり前ですが、全員魅力的と言う(笑)
ちと御都合主義ですがライバル(ですらない)一流ホテルの美人お嬢様が友達で21 エモンの善き理解者と言うのも子供心に羨ましさを感じたものです。
あのロボットや、あの宇宙生物の話をすると長くなりすぎるので、いずれまた。