トイダラス

鉄コン筋クリートのトイダラスのレビュー・感想・評価

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)
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何度見ても新鮮な作品

初めて見たときの衝撃は今でも色鮮やか。

今まで見てきたアニメーションとは
全然違うものに映った印象が強い思い出

背景とキャラクターのマッチも素敵
キャラの動き方も
背景の繊細さも
衣装のセンスも

ヤクザ、ホームレス、喧嘩、
孤児、宗教、ストリップ、開発
廃れゆく街

そんな生活の中
シロの妄想シーンは一時の清涼感を与えてくれる

「悪口とか言ってっとな、心のここんところが、
カッサカサになんだぞ」

シロは与える人
不感症の男に感情を与え
ギャングに癒しを与え
クロに生きる意味を与える

蒼井優さんの少年声、、
凄すぎる、定期的に出て欲しい
命が宿るってこれぞまさに

ねずみが渋すぎる
何度見ても堪らない

変わったものは元には戻らない
失ったものは帰ってこない

混沌、純粋なカオス
光と闇
朝と夜
生と死
正義と悪
安心と不安
理想と現実
白と黒