このレビューはネタバレを含みます
ごった煮パニック・コメディ。眼鏡は顔の一部です。
人間とゾンビとヴァンパイアが共存している世界。如何にしてこのような状況になったのかの説明は一切ないまま、鑑賞者はこの奇想天外な世界に放り込まれます。
でまあ、オープニングでもわかるように、そこにエイリアンが現れます???????。
何ですかこれは。和洋中スイーツをいっぺんに食すみたいな。
いやいや詰め込み過ぎ。人外キャラは一つの映画につき一種類までって決まって……はいないけど、ゴチャゴチャ登場させすぎて、それぞれの個性が活かされてない感じがしたな。ヴァンパイアやゾンビならではの戦い方でエイリアンと激突する展開を個人的に期待していただけに、その点が残念。
カオス展開になるまでの前半部分もちょっと長いし、エイリアンがこんな田舎町にやってきた理由も、よく分からない妙な物質目当てじゃなくて、普通に近くの山で採れる鉱物か何かで良かったんじゃないかとも思う。
そして、主人公のダグが実は……というあの展開も「ああ、そうなのね」という感じ。いやもうお腹一杯だから。
あくまでB級と割り切って観れば楽しめるとは思います。