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グローリーデイのkissenger800のレビュー・感想・評価

グローリーデイ(2016年製作の映画)
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韓国のひとたちの根底には「恨」というコンセプトがある、と長年聞いてきて、なるほどですね? ぐらいの浅いレベルでしか理解できなかった私ですが、この映画のエンディング近くに、いっそ「恨」のアンチテーゼともいうべきシーンがあって、あ。この感情のちょうど裏に在るのが「恨」なのだとすれば、それは俺たちにも馴染みのやつでは。
みたいなことがね、直感的に響いたんです。
つまり、日本と韓国の間にある(とされている)深い溝のようなもの、やっぱりそれってフィクションじゃね? みたいなことを、その一瞬で思ったので、なかなか興味深い作品でした。
あと、これSixTonesでもSnow Manでもジャニーズの若手が真面目に取り組んでみる価値あるプロットだとも思ったんですけど、残念ながら演者の数が合わないっていう……あれだ、ダブルキャストだわ。
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