ほるもん

グローリーデイのほるもんのレビュー・感想・評価

グローリーデイ(2016年製作の映画)
3.8
とてもいい映画でした。
1971年のアメリカ映画「ラスト・ショー」を思い出した。

青春を傷つかすに過ぎることができたらいいね、みたいな副タイトルがついていた。

ありそうでなさそうなこと、色々ある。
若いから無知だったり、経験不足だったり、自立できてないジレンマだったり、から起こるつまづき、、、などなど

現在の若い人って、自信たっぷりで行儀が良くて、頭が良くておまけに博識で、‘’つまずく青春‘’なんて無縁なのかな、

そういう若い人から見たら、この映画の主人公たちみたいに警察やキャリアを積んだ大人たち、自分の両親たちがもっと正しく自分たちを守ってくれよと、思うかもしれないけど、今までそうして守られてきたわけだけど、

ありそうでなさそうなこと、ちょっとつまづいただけなのに、そのことで深い傷を負ってしまうとか、絶体絶命で誰も守ってくれなくて、いけないことしてしまっったり、、、だから胸が痛むのよね。それでも生きて生活して時が過ぎていく。で、だんだんと生きることに慣れていくと胸が苦しくならなくなっていくのよね。


彼らが70歳になった時に振り帰って、あの時代は傷も痛みも全部ひっくるめて‘’グローリーデイ‘’だったって思えると思うよ。
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