タイトルとは裏腹に、誰も浮かばれない。
さすがの韓国映画。腐った警察は健在。「俺は疲れてるんだ」を5回くらい言い放った警官が特に腹立つ。
そしてあの女…
親達も最悪。
善人である少年たちでさえ、立場が変わればあっさりと友を売ってしまうのか。人間って…
楽しい日々が一瞬にして崩れ去る。
なんとも重たい結末。
そうしちゃうんだ…っていう。
河原のシーンはよかった。
ただ、冒頭の逃走シーンの臨場感の無さと、最初のほうにたまに入るダサめの音楽が気になった。別の監督が撮ったらもっとクオリティ高い作品に仕上がったのではないかと思う。