ゆき

グローリーデイのゆきのレビュー・感想・評価

グローリーデイ(2016年製作の映画)
3.5
妥協点

財と圧の前では何もかも無力なのだろうか。
100分もない作品なのに気持ちがどっと疲れた。
希望の先へ見送るのはずが、人生の陰りを背負う日になるなんて。
どんなに笑っていても、きっと心のつっかえは取れない。どちらのサイドにおいても。
これでいいんだろうか、という果てのない疑念に苛まれる一作でした。

×××
20歳を迎え、入隊する仲間を見送るために旅行しようと集まった4人。この日だけはそれぞれの境遇を捨て自由になったはずが、ある事件に遭遇してしまう。
ゆき

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