じゅげむ

バリー・リンドンのじゅげむのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
4.0
彼の人生から学んだことや感じたことメモ

豪華絢爛 目が潤う
さっすがキューブリック様
細かいおこだわりに気付けた時の
高級な映画を観た!という嬉しい感覚

ここからは私的なメモ

悲鳴をあげたくなるほどの
優美な城、インテリア、髪型、ファッション、パッチ化粧(つけぼくろ)以下一部引用

『香水の本』
ウジェーヌ・リンメル1885
パッチ化粧の様子。円形や星形のほか、馬車の形なども見られる。17世紀後半になると、パッチは円形だけではなくなります。月型や星型、ハート型、ひし形、さらにはキューピッド型や馬車型も登場。それらは絹やベルベット、サテン、紙などで作られ、最先端のおしゃれとして数も多くつけるようになりました。また、パッチの位置によって、「情熱的」などの意味づけがされるようになったといいます。

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この優雅さの裏にどれだけ自己主張の乏しい
貧しい人達のほぼ無賃に近いような
労働力があったのかしら…
と悲観的に想像してしまった…

そして成り上がりの主人公
最初は可愛かったのになあ

人はこういうプロセスでクソったれに
成り下がるルートがあるのですね

邪魔な義理の息子に対する虐待

それでもくじけない息子の気高さ
ジョジョとディオみたいやったな
決闘はめちゃくちゃ頼りなかったけど🤺笑

そして私は思い出す

小学生になるまでインナーナショナルスクールなるものでバレエやピアノや体操や俳句を習って居たことを…

そのまま私立に進学…
とならずに親たちの都合でスラム街に…

気が狂った大人達と不良達とよろしくやって今の自分が完成した

幼少期にうけた高尚風な教育…
すっかり忘れてました

振り返ると直接実になってないものの
全て今の自分に活きてる気がするのです

両親への感謝がうまれそうでうまれない
なかなか成長出来ないじゅげむでした

おわり
じゅげむ

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