三島由紀夫原作のトンデモSFを実写化。
天気予報士を父に持つごく普通の一家が、
クソみたいな日常から不思議体験で覚醒、
地球温暖化をテーマに異星人となった父、息子、娘の人生がそれぞれ奇妙に狂い出していく。母だけ地球人で、何故かマルチに狂い出していく。
異星人視点と地球人視点で眺める地球、人類はどうなの?という俯瞰した視座で見ることができ、昨今の現実世界の温暖化にもリンクしてて興味深い。
リリーフランキーの怪演、
橋本愛のミステリアス電波女感、
亀梨和也のフリーター、
それぞれハマり役過ぎて存外観てられる。
結局最後は異星人視点オチではないし性急だけど、まぁなんというか、全体通して面白かったし引き込まれた。
原作をどういじったのか気になるところ。