ただいま…
あれ?フックが無い!!
という戸惑いからの「キャッ…」
心を揺さぶってからやってくる不意打ちの出会い
これは惚れる
でも14歳て…
無理があるでしょうに…
ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督と言えば『コルチャック先生』で号泣したものですが、この映画はどうやらだいぶ毛色が違う。『地下水道』のように重くない。むしろ軽い
ちょっぴり判りづらい人間関係、説明がましくて、まるで舞台演劇みたいな大袈裟な台詞まわし、毒婦みたいな人も出てくるし、出てくる人たちみな感情の起伏が激しい。けれど実に詩的でもある。なんだかよくわからないけれど面白いぞこれ
ホレシュコ家とソプリツァ家。両家の確執は戦争というより喧嘩に近かったな。言動が行ったり来たりするもんだから距離感がうまく掴めませんでした。でもぐいぐいと物語に引き込まれます。油断するとハルク・ホーガンに見えてくるお城の管理人の存在感はすごかった。
タデウシュとゾーニャ
二人が主役のようでそうではない
この確執ある両家が主役だったりします
そしてなんと言ってもあの結婚式ですね。まさに大団円に相応しい。いい。実にいいよ。郷愁を呼び起こすコウノトリ舞う黄金のライ麦畑。ラストもまた素晴らしいなあ。さすがアンジェイ・ワイダ監督