フィル友さんの、春さんとYumeさんのレビュー見て視聴。
アマプラの見放題が終わる前に滑り込み。
ちなみに意図せず、ソン・ガンホ作品2連発になりました…。さすが、ソン・ガンホ。色んな作品に出てますね。
英祖とその息子イ・ソン(諡:思悼世子)の米櫃餓死事件を描いた映画。
この事件自体は、名前としては知っていたけど経緯まではちゃんと知らなかったので、韓国時代劇をいろいろ見る上で気になってました。
英祖とイ・ソンの関係。
それぞれがどんな思いで相手を見ていたのか。
互いへの嫉妬なのか、憐れみなのか、はたまた違った想いもあったのか。
王族という立場によるものも大きかったですし、周囲の期待と態度、色んなものが絡み合って起きた事件なんだろうな、と感じました。
ソン・ガンホとユ・アインの演技のやり取りが凄まじい!その一言に尽きるかな。
互いの心の叫びが伝わってくるんですよね。
表情、声、振る舞い。やっぱり凄い俳優さんたちです。
結末は分かりきっている話なんですけど、世子の最期は、痛々しくて見てて辛かったですね。
そして、世孫子のイ・サン。子役の時の健気さも、大人になったソジソブも、彼の視点での物語ではないけれど、想いがすごく伝わってきました。舞は美しかったです。