さとしい山花風

王の運命 歴史を変えた八日間のさとしい山花風のレビュー・感想・評価

4.5
息苦しくなる、悲しい物語だった

「米びつ事件」を題材にした作品

こじれてしまった親子関係と
王としての責任

朝鮮第21代国王・英祖が
40歳過ぎで授かった息子は
芸術と武芸を好んだ

二人の確執が大きくなり
米びつ事件が起きる

その裏の真実

何をしても小言ばかりの王

…忍耐なさいませ

…お前は存在自体が謀反だ

足袋の紐が曲がっているだけでも
蔑視される王族の息苦しい生活

悲しい、思悼世子の名前の由来
イ・サンの扇の舞
さとしい山花風

さとしい山花風