Garararara

王の運命 歴史を変えた八日間のGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

王子が箱に入れられ外に放置される8日間
王と王子が不仲になっていく過程の物語
王子が死ぬ直前に心が通じ合い、死後素直な気持ちに

「風水師 王の運命を決めた男」と続けて見たけど、朝鮮王朝の政治は見ていてつらい

「無念を晴らすのだ」
狂気と恨みと憎しみの国
刹那的な国なのかな?

敵しかいない王宮の王
暗殺で新しい王になる国
子(孫)の命(いのち)
有能な王子
官僚に媚びる王
王は狂うしかないか

龍の絵の扇子


「王子様。法により両班(ヤンバン)は軍役を負いませぬ」「“朝鮮は両班の国”と言いながら国防の義務は貧しいふ民に押しつけか」

「王は家臣に決定を許可し責任を問うのが努めだ」
王子の決定を覆す王

「景宗(キョンジョン)代王を毒殺した奴を王とは認めん」

王子の王子サン
龍の夢「男の子」→描いた絵を扇子に

王の側室が妊娠
「卑しいだと?では卑しい私も王座から引きずり降ろせばいい。譲位を許可してください」「よろしい。そうしましょう。許しますとも」
「王座に未練はないと申したはずだ。すでに王太后様のお聴しを得た」
広場?で膝をつき頭を下げ続ける王子
「事あるごとに“王をやめる”と脅し、王子を苦しめる王は生根が腐っておる。この機会に叩き直してやる」
「ならば、私が死ぬしかない。今日から、私は何も食べぬ。私は、年老いて耳が遠くなり王様のお言葉を聞き間違えた。誤って許しを出したことにするがよい」

「私の親戚の官位を上げないでください」

6日目
「父上の嫁が水をお持ちしました」

サンの婚姻(10歳)

王子の廃嫡嘆願書

6年間過ぎてから還暦祝い

「お前は存在自体が謀反だ」
「いっそ正気を失え」

「存在自体が謀反だそうだ。見せてやる」

サン「礼節より人がう上です。礼節が上ではありませぬ。孔子も“礼節の末端を見ず、心を見よ”と言いました。あのひと私は父上の心を見ました」

7日目
「なぜあの夜あなたを殺さずきすびを返したか分かるか?人がいて勉学も礼節もあるのだ。なぜ勉学や礼節が人を支配する国是になると言うのだ?王座など望まぬ。権力もクソ食らえだ。私が望んだのは、父上からの暖かい眼差し、優しい言葉。たった一度でよかったのに」「なぜ…わしとお前は、この世とあの世の分かれ道に立つまで、このような話ができなかったのか。わしは…子殺しの親として後世に残るだろう。お前は、王の命を狙った逆賊ではなく…錯乱し、父を殺そうとした1人の奇人として残るだろう。そうすれば、お前の息子は助かる。わしが王ではなく、お前が王の息子でなければこうはならなかっただろう」龍の扇子から手が離れる王子「これが、我々の運命(さだめ)なのだ」

箱を割り、中を覗く王
嗚咽しながら「息子よ、愚かな息子よ。どうしてお前は…この年老いた父にここまでさせたのだ」

「息子を殺したのは…私ではないのだな?息子の命を奪ったのは私ではないのだな?どうか違うと言ってくれ。私の子…私の大事な息子。愛しい愛しい子…」

引き出された王子の遺体
「冷酷だな。息子を殺して凱歌とは」
輿に乗り、頭を垂れる王子の幻を見てそのまま通り過ぎる

「サンの悲しみを思い、家臣らの願いをくみて、王子の地位を回復させる。その贈り名は、思いの“思(サ)”、悲しむ“悼(ド)”、“思悼世子(サドセシャ)”とする」

納棺の儀式からサンを連れ出す新王妃
「おいで。来なさい。サンは思悼世子の子ではない。一刻も早く王様の元へ送らねば」実母「喪服を脱ぎなさい」「イヤです」脱がされ始め「イヤです。これは脱ぎませぬ」「脱がねばならぬのだ」「イヤです」叩かれ
「イヤです」叩かれ「今江が王位をついで父の無念を晴らすのだ」

「わしがお前の記録を消すのは、お前とこの国の未来のためだ。お前の父を王に追尊する者は誰であろうとこの国の逆賊である。これが、わしとお前の仁義だ」「肝に銘じます」「今日より、お前の父のことは口にするな。哀悼は哀悼、仁義は仁義だ」

「王様ご逝去」

父の陵墓に水を注ぎ
「父上、水をお飲みください」
「薄情な妻をお許しください。還暦を迎えてやっと、白髪混じりで会いに参りました」
「父上は、私が殺しました。私が生まれなければ、あの夜の出来事は起こらなかったでしょう」
「息子は立派に育ちました。もう足を伸ばして、安らかにお眠りください」

父の遺した龍の扇子を手に舞う王となったサン
共に思い出す妻とサン
サンが扇子で顔を隠しエンディング

20240516 0523
Garararara

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