このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★1.5 終盤★1.5
フライヤーの謳い文句“『イット・フォローズ』（★2）を超え42冠制覇”に惹かれ…。
ただ製作年は今作のほうが古く日本公開は今作が遅く、単に『イット〜』のスマッシュヒットに便乗した宣伝…。
見どころ
◯良くも悪くもマッチョ・マスクマンのジャケ写フライヤーから想像する物語とは少し趣きが異なる。
気になる点
●兄貴はジャケ写のようなマッチョではない…。
●作品ではないし今作に限らないが、ファイヤースティックのアマプラで観るとインパクト大な“ラストカット前”に画面右下に“次のオススメ”が表示され興醒め…。（昔はエンドロールの最後に出てきたのに…！）
☆総評
“おとなの階段上る”系、少年の悩みと成長とスリラー・ホラー・スプラッターなテイストを絡めた、なんとも言えない作風。
ラストでの少年の凄惨な状況とその中での独白はなかなか社会への皮肉だったりも含んでいて切なさもあったが、
如何せん兄貴の暴走に物語の上手さを感じずそんなに面白いとは思えなかった。
2023年97本目（＋短編12本）
