・ホラー好きで内向的な11歳の少年マーティ 両親のつまらない嘘と秘密、そして兄の秘密はクローゼットに人の生首を隠し持っている事だった…的な内容
・ティーンの 表現し難いセンシティブな心の揺れと歪みを描いたホラーサスペンスで、帰り道を見失って途方に暮れてしまう様なほろ苦く切ない作品でしたね
・周りの人間に厳しい人は せめて自分にも厳しくあれ、と個人的には思うんですが、兄スティーヴは両親からの厳しい躾(しつけ)を日々理不尽に感じていたんじゃないでしょうか？(偉そうに言ってっけどアンタらだって好き勝手やってんじゃん…的な)その理不尽さの蓄積が成長を妨げ歪ませたのかなと
・生きてきた年数が(大人よりは)まだ浅いだけで 子供は馬鹿って訳じゃないので、軽んじて適当に誤魔化そうとしたり嘘を付いたり 表面上を取り繕っていても結構バレてるもんです
・大人の狡さを子供達は静かにジャッジし、(コイツ等から得るものは何もない)との判断を下したんじゃないでしょうかね
それは確実に歪んではいますが…兄弟の妙に綺麗過ぎる瞳を見てそんな風に感じましたね
・解り辛い部分もありましたが 独特の余韻が印象的でした
