嫌な日常生活からの逃避的行為として弟は80年代のいわゆる悪趣味ホラー映画を観てはサイコキラーである兄のクローゼットの中にある日替わりの生首をこそこそと覗く。というぶっ飛んだことをしんみりとした音楽と共に淡々と少年が語る。
果たしてその首は本物なのか、兄はサイコキラーなのか。目の前のことは現実なのか。
完全に薄っぺらいスラッシャー映画を観に行ったつもりだったが騙された！まあ勝手にタカをくくって勝手に騙されたんだけども。
紛れもなく今作は暴力について、そしてホラー映画についてのお話だった。
全体的に低予算のためか荒削りな部分が多いが、意外にも生首とかは結構リアルに作られてて、話の運び方も静的ではあるがその分ラストの急な厭展開が衝撃的。
DVDほちいよお。ほちいよお。
一つ大きな苦言が。
海外版では最後フル勃起のチン子映ってるらしいのだが日本公開版では真っ黒加工が施されていた！！
死ねこら
