死を間近に控え、治療を諦めた役者のフリアンに、友人であるトマスが寄り添う４日間を描いた映画。
仕事、家族、諸々の後始末など。
自分がもうすぐ死ぬとわかったのなら、あれこれ悩むのは当たり前だろうと思う。伝えるかどうか、誰に任せるか。
うるさく言われたくないと思いつつも、トマスが来てくれて嬉しかったに違いない。
邦題のせいでわかりにくくなっているよいな気がするけど、原題からしてラストは悔いのない選択ができただろうと思う。
あんな風によく理解をして、程よく寄り添ってくれる存在ってありがたいよな。
静かだけどユーモアもあって、人間らしさに満ちた良作だと思う。
トルーマンもちゃんとエンドロールに名前が載ってて、それも良かったな。
