nodoubt

STAG スタッグのnodoubtのレビュー・感想・評価

STAG スタッグ(2006年製作の映画)
2.7
「ステファンざまぁ。」

スイスにある閉鎖された岩塩鉱に眠るエメラルドを狙う悪い奴らに騙されて同行することになった山岳ガイドのジョン。
洞窟内で彼らを待っていたのは見たこともない巨大昆虫軍団だった...というクワガタ型(?)モンスタームービーの本作。
B級C級D級映画でおなじみのアルバトロス作品になります。

相変わらずのジャケット詐欺だなとか、ストーリーがありきたりだなとか、CGショボいなとか、ジョンが古いイケメンだなとか(これは関係ない)、ジョンの娘がキーキーうるさいとか(これも関係ない)、B級C級好きの私には全く気になりません。だってアルバトロスなんですから。

なので良いところを。

まずこの巨大昆虫軍団、映画が始まってすぐに出てきます。低予算映画にありがちな勿体ぶってなかなか出てこないとか、体の一部しか見せないとか、そんなことは一切ありません。もう、うじゃうじゃ出てきます。

そしてその昆虫もCGショボいながらも最低限見れる作りをしていて、ちゃんと気持ち悪い。
地上に出てきた超特大のやつなんて本当に気持ち悪い。

ストーリーもありがちながら、洞窟探険ものとモンスターパニックもの両方が楽しめるし、ちょいちょいグロいシーンがあるのもちょっと嬉しい。

当たり前のように使われているレーザー銃も何か面白い。

そんなアルバトロスのわりにはちゃんとしてる(気がする)作品になっています。
nodoubt

nodoubt