劇場で鑑賞
「エルヴィス・プレスリー」として生きる男が主人公。駄作ではないけれど、滅茶苦茶モヤモヤする…。生き方までエルヴィスを真似ているんだけど、どうにもラストが腑に落ちない。幸せを掴みかけていたはずなのに何故それを自ら放棄してしまうのかが良くわからなかった。
それと「エルヴィス」という人格と「カルロス」という人格の狭間に存在するはずの“葛藤”をもっと描いて欲しかった。主題とはズレたことかもしれないけれど、一番見たかったのはこの葛藤なんだよな…。エルヴィスのWikiに軽く目を通してから行くと結構楽しめるはず。