Grace

ファイナル・カットのGraceのレビュー・感想・評価

ファイナル・カット(2012年製作の映画)
4.0
約450本もの映画のシーンを編集してつなぎ合わせ1本の映画として作り上げた作品。

アメリカ映画やヨーロッパ映画だけではなく、アジア映画のシーンも使われていて、「このシーンの映画観たことある。このシーンは観たことがなくて知らなかった。この映画のシーンは好き。」等、最初から最後まで観ていて感じ、様々な映画の名場面が出てきました。
シーンごとの映画のタイトルやどんな映画だったのかを思い出すのに必死で観ました。約450本もの映画のシーンをつなぎ合わせて1つのラブストーリーの映画として表現されていたのには素晴らしかった。
こういう表現の仕方の映画があるのかと感心しました。

『ローマの休日』『アメリ』『欲望』『カサブランカ』『タイタニック』等、色々な名作映画のシーンが出てきて、映画好きな人にとって楽しめて終始見入ることができる作品だと思います。

この作品は使用権管理や著作権の権利問題が複雑で日本での一般公開やDVD化が難しいらしく、なかなか上映される機会が少ない。
大阪ヨーロッパ映画祭とEUフィルムデーズで上映された作品です。
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