GaPTooth

ファイナル・カットのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ファイナル・カット(2012年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

いわゆる"名作"と言われる映画のシーンをつないで1本のストーリーを完成させた作品。
エドガー・ライトが[MF.MOVIES]に選んでいなければ、多分知らずにいただろうと思う。

流れのように古今の名優たちが次々と現れてはシーンを繋いでいく様子は壮観で面白い。

[時代は違えど、変わらないモノ]
☆同じロケ地が多用されているのが見て取れて興味深い。
☆月日が経つのを表すのにカレンダーがめくれたり、時計の針がクルクル回る。
☆落ち込んだ男は、バーで酒を浴び肘をついて肩を落とす。
☆大事な探し物は足元に落ちていて必ず踏んで見つける。
☆戦場では、家族や恋人の写真を眺め、派手に撃たれたらバンザイで後ろに倒れる(スローモーション多用)。

が、SEXシーンだけは時代と共にバリエーションが増えてるあたりはご愛敬。

オーソン・ウェルズやウデイ・アレン、ジェームズ・キャメロンやマーティン・スコセッシに混ざって、タランティーノ作品が4本ほど採用されていたのが嬉しい。
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