このレビューはネタバレを含みます
うんうん、これ見たことある。
この人若いな!
っていう反応ができるのは楽しい。
ただ、映画好きの皆さんが盛り上がってるところ申し訳ないけど、明らかに「白人男性で塗り固められた映画史」でしかなかった。
冒頭、色んな主人公が画面の真ん中を闊歩するシーンからして、嫌な予感がした。女の人は一人もいない。黒人もアジア人もいない。
でも女性は一応10分くらい見てると出てくるね、着てる服はほとんど布の面積ないけど。
あと映画ってもっと色々ジャンルあるし国籍もあるのにこれが全てみたいに描いてる感じもちょっと寒い。
一本の作品としてこういう話の流れ、というのは理解できるけど、これを映画史って崇めちゃうのは怖い。