リー・ワネル×ブラムハウス。
『ザ・マミー』で白紙になったダーク・ユニバースと無関係で一から作った『透明人間』。
中々切り口の面白い透明人間ものでしたね。
透明人間と言う設定が全く浮かばない所から、
急に透明人間が現れる所が何よりも面白い。
むしろタイトル全く別物だったら相当な『サプライズ』になるんじゃないかと。
本来だったら透明人間側が描かれるのにほぼほぼそっちは描かれないのも斬新。
常に襲われる側だけの視点で描かれます。
こういう作品ならただただ胸のデカい可愛い人をヒロインに持ってくれば良いもの。
だけどそうじゃなく演技派な人を持ってくることで、精神的に病んでいく描写が非常にリアルでそこも魅力になっていました。
そこをリアルに描くことで『もしかしたらこれは主人公の妄想なのか？』とかも思ってしまうほど。
透明人間のなり方も新しかったなぁ。
『攻殻機動隊』っぽかった。
ただよくわからないのは透明になっただけなのに、なんか異常に強かった気がする(笑)
透明人間と聞いてやっぱり浮かぶのはサンジが描くようなロマン。
スケスケの実を食べてぇよなぁ！
