うーん。期待していただけに微妙だった。
予告編を見て面白そう！と思い鑑賞したけれどこれがいけなかった。
序盤の脱走の顛末、脚立からの〜〜の場面、更には病院のくだりまで映っていたので驚きが半減。以前見たゲットアウトもかなりの部分出していたので、ブラムハウスの方針なのだろうか。予告を見て気分を上げる派にはつらい。
勿論良い所はある。まずなんといってもカメラワークの面白さだろう。カメラがパンしているのに何も起こらなかったり、暗闇での吐息のシーンは見たことない画面で新鮮だった。また、人が倒れる際の撮り方も斬新で面白い。
あとは主演エリザベス・モスの演技力。憔悴しきった表情から終盤の反撃まで顔の切り替えが凄まじかった。オスカー級でしょ。
ただこれくらいかなあ。序盤の見えないものが攻めてくる！という精神的圧迫が120分続いた方がホラーとしては断然怖かったし、ゴーンガールを先に見ていたのでスリラーとしての面白みもそこまで…
なにより後半はホラーというよりSFバトルになってて興醒めしてしまった。
好きな要素だらけの作品だと思ったのに…
