イースターのイベントに心を弾ませる子供たちが、鶏卵の飾り付け作業に没頭する。チャールズ・M・シュルツ著「ピーナッツ」のアニメ・シリーズ第12作目（初期の単発放映時）。筆者は谷啓版の音源で鑑賞。
キリスト教の祭事「イースター（復活祭）」を題材に扱っている作品。卵作りに失敗してばかりのペパーミント・パティ＆マーシー、イースター・ドッグの降臨を信じているライナス、ちっともワクワクできない孤独なチャーリー。
隣町の子供たちが勢揃いして、デパートでショッピングする場面が愉快痛快。サリーが厚底靴を穿いてコケたり、オルゴール売り場で音楽をかけてダンスしたり、スヌーピーが体毛の中から紙幣を取り出したり、見どころは枚挙に暇がない。
ハウス型の巣に転居したウッドストックが、自力でサイケな部屋へと改修するところが、個人的なツボに入りまくる。また、谷啓版の音源では、ライナス役が野沢那智に交代している（正しくは、第11作目から交代しているが、筆者は音源を未入手）。
