アモット

放課後のアモットのレビュー・感想・評価

放課後(1973年製作の映画)
2.0
これは今観るからノスタルジーに浸れるんだろうなぁ。
にしてもかなり寒い出来映えとしか言いようがない。

栗田ひろみのための映画だったろうがその当人のダイコンぶりと、監督の気負いが透けて見えて痒くなってしまった。

大好きな陽水の歌がちりばめられているから昔から観たい気持ちと、きっとしょーもない映画なんだろうなって気持ちとで気がつくと令和になっていたって感じ。

少女と大人のはざまでゆらめく女心。
と言えば聞こえはいいが、気持ち悪い童貞と処女の物語に差し替えてもいいくらいだった。
青春なんて昔のことだからそういう風に思っちゃうのかな。

若かりし宮本信子さんやこの頃から色っぽい篠ひろ子さん、妙に加齢臭漂ってきそうな地井武男さんとか、そう言った面々を観れただけでもよかったかも。
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