健一

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルの健一のレビュー・感想・評価

4.2
『う〜ん。やりたくないんだ。』😅


ハリソン・フォード。御歳80歳!😱

デ・ニーロやアル・パチーノなどほぼ同世代の俳優たちは『監督業』の経験があるのだが、ハリソンは一度もない。
長いキャリアの中でも『製作総指揮』を2回やっただけ。
どうしてか? と問われると彼は上記のように 少し微笑んで答えた。

『キャメラの後ろ側に周るほど 私は器用な人間じゃない。常にキャメラの前に立っていたいんだ!』
これこそ スターの証‼️
80歳を迎えてもハリウッド超大作の主役を張れる『証』なのかも!😳

インディアナ(ハリソン)の高齢化、
スピルバーグの監督 降板、
ルーカスフィルムを買収したディズニーでの製作と。
最初の頃は 不安材料ばかりで この『第5弾』を制作し お爺ちゃんインディアナ としてスクリーンに復活させる意味があるのかと叩かれまくった本作ですが・・・


さて本作。 ネタバレあり。


往年のファン達に向けては嬉しい作りになっていたのではないでしょうか。
「インディ・ジョーンズ」シリーズが長きに渡って継承してきた
『冒険への憧れ』『考古学の神秘』
『未知の力の脅威』『人間の愚かさ』。
これらのテーマをふんだんに用いて 大いに締めくくってくれたと思う。
本作でも 冒険活劇の連続。2020年代でも十分に通用する娯楽大作に仕上がっているのはスピルバーグからバトンを渡され数々のプレッシャーに打ち勝ったジェームズ・マンゴールド監督の功績が大きい。

1作目から見てるインディファンの私にとって本作で一番嬉しかったのはジョン・リス=デイヴィス演じるサラーが「最後の聖戦」以来34年ぶりにシリーズに復活してくれていること。
インディ同様 かなりお爺ちゃんになってしまったが40年以上に渡ってインディとの友情を育んでいたのは感動モノ。

シリーズ初登場のキャラ達も隅から隅まで魅力たっぷり&超豪華キャスト‼️
アントニオ・バンデラスの贅沢な使い方には少々気の毒なくらい。😅

マッツ・ミケルセンの静かな存在感、フィービー・ウォーラー=ブリッジのおてんば娘的なヒロインとインディと共にシリーズ最終章を盛り上げてくれている。😆


強いて言えば・・・


・ヘンリー・ジョーンズ3世(インディの息子)の扱いが雑過ぎてかなり残念。
・シリーズ恒例の『オープニング エピソード』が今回はちょっと長いかな。😅

そして‼️

前作「クリスタル スカルの王国」に匹敵する超ビックリなクライマックス!😳
これ大丈夫? ちょっとやり過ぎじゃない?
またまた賛否両論が巻き起こりそう。

インディお爺ちゃん。
長きに渡って本当にお疲れ様でした。
残りの余生をどうか平穏に送ってください。
帽子 と ムチ はもう しまっていいよ。



2023年 6月30日 公開初日 8:00〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 12 IMAXレーザーGT
💺542席
客入り 7割位埋まってた。

インディアナ復活を記念して今回はプレミアムシートでの鑑賞。

上映終了後に少数ですが拍手が湧き起こったので私も拍手した。👏👏👏

それにしてもマッツ・ミケルセンは・・・

「007」 カジノ・ロワイヤル
「スターウォーズ」 ローグ・ワン
「MCU」 ドクター・ストレンジ」
「ハリーポッター」 ファンダビ3
そして本作と。

こんなにも人気シリーズに顔を出している人いる?
スゴイね!😁

あ!

ジャケットカッコいいですよね!
「グーニーズ」にそっくり!
同じ人が書いているのかな?
健一

健一