Nei

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのNeiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

総評
お約束が好きなので、私は楽しめました。
冒険の終わりを知ってしまった老人達が、新たな冒険(わくわく)を前に再び動き出す物語。
自分にとってグッとくるセリフがそこここにあって、残りの人生について考えてしまいました。
サラーが好き。
パスポートを持ってきてると言いながらも、最終的についていかなかったところでもう……うるッと。

フォラー博士
初っ端から最後までボッコボコなのがツボ。力仕事をしないので、いつになく一方的にやられるマッツ。最終的にこんがr……
制服姿がまた何ともいえないけれど、ナチスの役柄を演じるのは西洋の方としてはなかなか複雑なのではと勝手に想像した。
個人的にはジョーンズ一行を撒いたと思って車内で余裕ぶっこいてタバコを吸っていたあたりが可愛かった。火傷するよ。
頭が良い筈なのに、色々抜けていたり、焦ったら頭が真っ白になるタイプで、お間抜け感がお茶目だった。
でも基本麗しい。どんな姿も様になる人。。


ジョーンズ博士
老人特有の姿勢まではどうしようもなかったか。体格はお変わりなくて敬服。
でも、この歳だからこそ表現できるものがあって、「再始動」に現実で過ぎただけの時間分リアリティがあった。
自分の追求してきた研究対象が目の前にいたらそりゃ居残りたいでしょうよ。
パンチ一発で問答無用に現実に帰された辺り、ちょっとかわいそう。エンディングで復縁するまで、存在意義を失ってたわけで。

いつも通り拳が解決してくれる映画でした。
面白かった。
Nei

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