ジェイティー

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのジェイティーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

60年代末期、定年退職を迎えたインディの前に旧友の娘ヘレナが秘宝「アンティキティラのダイヤル」の話を持ち掛けてくると元ナチスの科学者フォラー一味が強襲してくる、インディは老体に鞭を打ち最後の冒険に出るお話。

インディー・ジョーンズシリーズの恐らく最終作となりますが、
正直国内作品が強い昨今ではどのくらい入るかな・・・と心配していたら満員で良かったです。

今回も派手なチェイスシーンもあり、程よく謎解きもあり、虫もちゃんと出てきたりとしっかりと冒険物の代表作としてしっかり面目躍如はしていたように思います。
冒頭の列車シーンは最新の技術で若返った博士の姿を見れたのは本当に胸熱、この方法でハンソロの単独映画を撮り直してほしいですねぇ
気になったところを羅列していくと・・・
・マッツ・ミケルセンが敵の中で一番強そうなんですがこっちは科学者なりにちょっと弱い感じを芝居の中で見せていたので流石マッツ!
・ボイド・ホルブルックはいつものように腕は立つがクソ野郎で良かったです。彼にぴったりの役どころで出たのは監督のお気に入りというとこもありそうですね
・前作に比べると非科学的な部分が1~3辺りに寄った気がしますね、
ダイヤル自体がタイムマシン的役割ではなく、時の裂け目を見つける役割という所がオーパーツらしくて良い塩梅になっていた思います。
・お馴染みのサラーが再登場で嬉しいです、「砂漠が恋しい」と言っていた彼の姿にこっちも寂しくなってしまいました。
・今回インディが悲しみを背負っているという点はこれまでとは違いシリアスなテイストを感じさせてくれました、良からぬ事しないよねと少し不安になりながら鑑賞しておりました。
・007に続いてインディも・・・と不安にさせられっぱなし、
そういえばクライマックスのあれは結末は違うけどキテレツ大百科の最終回に似てますね。
・ラストは本当に良い終わり方、1作目を観ていると泣けてしまいます。

長いわりにテンポも良かったので久しぶりに大作を観たなって気がします。
この夏は沢山観たいものがありますが皆さまも「インディアナ」・ジョーンズの最後の勇姿を是非劇場でご覧になってくださいね。
メインテーマを劇場で聴くのは最高ですよ。