お話探し

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのお話探しのレビュー・感想・評価

3.0
シリーズへの思い入れほぼナシ。このタイミングで観た過去作は1作目以外それほど楽しめず。しかし監督ジェームズ・マンゴールドへの信頼に望みを託して鑑賞。

冒頭、ナチとの交戦で描かれる「カッコいい」と「ユーモア」の塩梅が絶妙なアクションの見応えがまず強く、もうこの時点で『よし! もう元は取れた!』と、ひと安心。

しかし時間軸が現在(1969年)に移ってからも、画づくりのケレン味とフレッシュさ、段取りを然程感じさせないステージ移動、セリフの節々に込もった哀愁…等、見応え・面白さが一定より下回ることもなく。『悪くないじゃん……悪くないじゃん……いや、これ割とフツーに面白いんじゃね?』と、事前の期待値の低さからすれば、かなりの満足度でした。

…ただし、『もうここで終わっていいのに〜…』と思っていた終盤の洞窟パートの、その先の展開。ある意味で前作の宇宙人に匹敵する「トンデモ」展開に、またも困惑させられるハメに…。しかも結構ガッツリとした描き込みで、『コレが2時間半の長尺の正体だったか…』という意味でも、ここだけは個人的にわだかまりが残ってしまいました。
お話探し

お話探し