【インディ大全な映画】
初日に観に行ったら、結構、席がほぼ埋まっててビックリ😮!さすが人気シリーズです。
ちょっと『魔宮の伝説(1984)』チックなポスターに、自然と期待が高まります😍(予告編も面白そうだったし)
今回は『クリスタル・スカルの王国(2008)』より12年後の1969年が舞台。実際80代で渋さとヤンチャさが残る、チャーミングなインディ(ハリソン)の健在ぶりが嬉しい🤠‼️
80代でもインディとしてアクションって本当にスゴイっす‼️
それでいて老いを隠すこともなく、時代から取り残され人生が暗転しかけている(?)インディの姿が切ないですね😥
考古学に没頭しすぎて、現在より過去に魅力を感じているアイデンティティの危うさが、後半のある展開の伏線になってます。
⚠️鑑賞予定の方で少しも情報を入れたくない方は、核心に触れるネタバレはしてませんが、以下は鑑賞後にお読み頂けると幸いです🙇♂️
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《ディープフェイク》
冒頭の『失われたアーク(1981)』より8年後の1944年に登場するインディは45歳(1899生まれ)なので、インディがまだまだ若い‼️違和感なく若い頃のハリソンの顔がCG合成されていて、技術力の高さに驚きつつ、ちょっと困惑して集中できなかったくらい😅
《チグハグ感がちょっと残念》
クリフハンガーに次ぐクリフハンガーで、「そうそう!これがインディだよね😍♪」とワクワクしながら観られると思ったのに…なんだか気持ちが乗れない😰ナゼ!?
演出がスピルバーグ寄りなので、そのそっくり具合が気になってしまって…ちゃんと楽しいんですけど(トゥクトゥクの追いかけっこは良き♪)、ちょっと違和感でザワザワ🌀
ワクワクするはずの演出や編集の1つ1つが、何だかピントが少しずれてて効果的じゃなくて、更に殆んど画面が暗すぎて何が起きているのか?(オジサンの僕には)非常に分かりづらい💦
どうもアクションの微妙なチグハグ感があって、観てて気持ちが乗り切れない😭(007みたいなのに)
良い食材は揃っているのに、調理方法が微かに合ってない感じ💦
それに「インディシリーズ」らしく、お茶目なユーモア演出やグロい趣味の悪い演出も、もっと欲しかったです😢
と言っても全体的にはファンサービスとして、過去作品を思い出す要素(お約束)は沢山盛り込んでくれているので、そこは非常に楽しかったんですよね✨😌✨
虫もヘビも大量に出てくるし、必ず女性に裏切られるし(笑)、苦労して手に入れたお宝は横取りされるし、ナチスとは険悪の仲だし、帽子は落としても必ず戻ってくるし😉
本作の登場人物は、過去シリーズの登場人物とイメージが重なるところがあります☝️
バジル=ブロディ
ヘレナ=マリオン
フォラー=ベロック
テディ=ショート・ラウンド
過去シリーズの登場人物の面影がありありで、物語も既視感ばっちり!新鮮味はありませ~ん😁(笑)
過去作品の集大成のように思えました。
本作は、かなりインディファンに嫌われないように、迎合した作品に思えちゃったのが惜しかったです。
《気に入ったところ》
"北欧の至宝"マッツ・ミケルセンは、知的な悪役が似合いすぎて流石!メガネ姿も軍服姿もパーフェクト‼️ファンは、ヨダレが出ちゃうでしょう🤤
トーマス・クレッチマンは久々に観たけど、大佐役が非常に似合ってましたね。
シリーズ往年のキャラクターが出てくるスターウォーズ感が嬉しい(製作はディズニー)🤩💕
詳しくは書けないけど、○○ーと○○○○が出てきたら同窓会っぽくなって目頭が熱くなりました😂👏
まして○○○○との『失われたアーク』の名場面が出てきたら、涙が自然に流れて喜んでましたよ自分😭
『○○○○のテーマ』がシリーズ中で、一番好きな曲なんです😍♪
オーパーツが絡んでくる物語がそもそも大好きです😍
凄くロマンありますよね!
このオーパーツが、インディの深層心理や葛藤を炙り出すのですが、辛さが伝わって観ていて涙を浮かべてしまいました😭(本当に悲壮な表情)
好きなことをやって自由に格好良く生きているように見えて、考古学(ロマン、探求、現実逃避)と実人生(後悔、時代遅れ、空虚さ)で苦しんできたインディ…
ジョン・ウィリアムズの有名すぎるテーマ音楽を、劇場の大音響で聴けるだけで金を払う価値あります‼️
特にエンドロールで高らかと鳴る名曲「レイダース・マーチ」は、身震いするくらいテンションが上がりました😂‼️
《気になったところ》
あれ?シリーズ共通の「パラマウントロゴ」からの冒頭モーフィングはありましたっけ?記憶が…😰(2回目観たら、ルーカスフィルムロゴからのモーフィングになってました😱なぜ恒例だったのに変えたの?)
今時で見ると、ちょっと暴力的すぎなインディ(笑)→すぐ殴る人👊
ナチなら酷い目にあっても良いの!?(ヘレナも言っていたけど)
仕方ない気もしますが、派手なアクションシーンは老体のインディより、ヘレナの方が多かったような…
僕はインディのニヤッとした顔や驚き顔でアクションをこなす姿が好きだったから、ちょっと不満でしたね😢
インディとテディが仲良くなる特別なエピソードが欲しかった(仲良し感あまりなかったよね)
アントニオ・バンデラスは勿体ない役柄。もっと活躍する場面が観たかった😢
ラストのインディハットは素敵だけど、何だか演出が物足りなかったです。
ラストシーンなら『最後の聖戦(1989)』の走り去る4人のシルエットが粋で大好きでしたね♪
正直な気持ちで、ブロディ(デンホルム・エリオット)が出てこない「インディシリーズ」は、僕にはもう「インディシリーズ」ではありません😢それくらいブロディは、大好きで大事なキャラクターでした。
《感謝御礼😂》
好き勝手に書いちゃいましたけど、42年間インディ役を演じこなしたハリソン・フォードと本シリーズを作り上げた全ての制作陣に感謝の言葉を贈ります💐💐💐
素敵なシリーズを今までありがとうございます😌‼️
売店に行って、パンフレット購入希望と言ったら「通常版とコレクションのどちら?」と聞かれたので(これって金の斧、銀の斧みたいなもの?)、もちろん「コレクション」と答えたミーハーな僕です😁(笑)