MT1128

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのMT1128のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最近の老成した沢田研二だとかポール・マッカートニーをみたのに似た感覚になった。「勝手にしやがれ」を歌えば何歳になってもジュリーだし、The Beatlesを歌えば、あの頃のポールになる——みたいな感じで、たとえ何歳だろうとハリソン・フォードが演じれば、しっかりとインディ・ジョーンズになってしまう。

ただ、内容的にはヒロイン、というか相方のインディに対するリスペクトが全然ないのが気になって仕方なかった。意図的に老いぼれ感を演出したかったのかもしれないですが、そこまでする必要はなかったように思います。

映像技術を駆使した、若き日のクロスオーバーは最近の映画ならではといった感じ。『デットプール2』ばりにダイヤル(アンティキティラ)を使って、過去にトラベルして、息子に会って助ける、みたいなオチを期待していたけれど、まあそうはならないっすよね流石に……
MT1128

MT1128