本日の一本。
3部作の出来には及ばないもののハリソン・フォードがこの年齢になっても一切それを感じさせない海陸空と全てを凝縮した集大成。特に冒頭のナチスからダイヤルを奪取するシーンはホントに新録なの？と言わんばかりでトム・クルーズがハリソンと同じ年齢であのアクションが出来るか？と思わざるを得ないような素晴らしいシークエンス。
一方で底抜けに明るく一家団欒にピッタリの映画であったシリーズから一転して悲しい映画になってしまっていることは残念であった。そうでなければ終われないということはあるかもしれないが本シリーズをフィーチャーしたゲーム版の「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」が完璧にフィナーレを飾っていたことを鑑みるとあんなに悲壮感漂うインディー・ジョーンズを観たくはなかったかもしれない。確かハリソンアンチャのCM出てたよな昔。
色々不満はあれど、「最後の聖戦」からの「クリスタル・スカルの王国」でズッコケたインディアナ・ジョーンズのシリーズをもう一度復活させちゃんと終わらせてくれたことや、もう一度インディがスクリーンを駆けずり回るのを観れたのだから悔い無しだ。素晴らしい映画達をありがとうと言いたい。
