せり

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのせりのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

時間の裂け目を見つけてタイムリープできるダイヤル(壁掛け時計みたいな見た目)をナチスと奪い合う話。
アクションシーンや話の進み方、ヒロイン役の女の感情の変化などはあまり上手くない。が、人間インディの姿を丁寧に掘り下げていてよかった。
最初のシーン。1944年。インディとバジルはロンギヌスの槍をナチスから取り戻そうとしていたが、その過程でダイヤルを持ち帰る。
1969年。アポロが帰ってきた年。インディは大学を定年退職し、その帰りに酒を飲んでいた。息子マットは兵役に行き、死んだ。それが原因で妻のマリオンは落ち込み、別居中と落ちぶれインディ。そこにヘレナという旧友バジルの娘が訪ねてきて、ダイヤルを探しているという。ヘレナは考古学に精通していたが、金のためにオークションでダイヤルを売ろうとしていた。そうとは知らず半かけのダイヤルを奪われるインディ。ヘレナを追いかけてモロッコへ。インディはオークション会場に乗り込み、ダイヤルを見つけるがナチスが雇った手下も来てカーチェイス(というかトゥクトゥクチェイス)。もう半分のダイヤルのありかを示した板をゲットし、1つのダイヤルがそろうがナチスに奪われる。ナチスはヒトラー政権が崩れないように歴史を変えようとしていた。が、大陸移動の関係で紀元前5世紀のアルキメデスの時代に飛んでしまう。そして銃弾を受けるインディ。インディは元の世界に未練がないので、大好きなアルキメデスの時代に残るというが、考古学者の女が殴って気絶させ、元の世界に連れ帰る。
最後のシーン。インディ目を覚ますと考古学者の女とマリオンとテディ(考古学者の女の相棒ちびっ子)。そして考古学者の女が気を使ってマリオンと2人にしてくれる。第一作目のキスのオマージュのようなキス。(痛くないところは?と聞いて最後に唇にキスするやつ)
せり

せり