3月のライオン 後編のvincentのレビュー・感想・評価

良い映画だった。
原作の意図とはあるいは異なるのかも知れないが、一つ一つのエピソードが伏線となって最後に漏れなく回収されていたかに思う。
メッセージとして強く感じたのは、孤高であると言う事は、孤立する事でも孤独である事でもないということ。
原作の枝葉を刈り取って、映画としての物語りの方向性を定めるのは、とても難しい作業だと思うが、鑑賞者はそれをただ楽しめば良いだけなので、なんと言っても幸せだ。
原作、アニメ、映画と楽しみは尽きない。