とし

アクセル・ワールド INFINITE∞BURSTのとしのレビュー・感想・評価

2.0
川原礫原作のライトノベルがアニメ化され、その後映画化されたものです。

2046年、いじめられっ子の中学生・ハルユキは、副生徒会長である上級生・黒雪姫に謎のアプリ「ブレイン・バースト」をインストールされる。それは思考を一千倍に加速し戦う恐るべきゲームで、ハルユキはアバターを使い加速世界での戦いに身を投じていく。そんなある日、加速世界での戦いの途中…突然謎の黒い竜巻が発生、グローバルネットから回線切断されてしまう。この異常事態を解決すべく、ハルユキ達は竜巻の中へ突入して行く!…という内容です。

前半、テレビシリーズの総集編になっておりガッカリ。これ、要らないでしょー?後半の新作パートに必要な情報には、全く足りないし。私、原作未読で、今更テレビシリーズを一気に観て、直後にこの映画を観たのですが…「これ、誰?」「え、何で一緒にいるの?」みたいなキャラが多過ぎ!総集編なんてやってないで、テレビシリーズ終了後の流れを説明すべきじゃない?

良く動く戦闘シーンのアニメや、六王が一堂に会するのは結構胸熱ですねー。ただ、キャラが自分の技名を叫んで攻撃…がやたら続くのは、ただの厨二みたいでちょっと(笑)。

ラストの展開も、アニメ未登場のメタトロンというキャラが出てきて興醒め。脚本…原作者なんですが、「原作ファンだけ楽しめれば良いや」みたいな考え方しているなら…もうこの作者の次の作品は観ないよ、ホント。
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