シロ

インビテーション/不吉な招待状のシロのネタバレレビュー・内容・結末

2.3

このレビューはネタバレを含みます

2年間連絡を取っていなかった友人からディナーの招待状が届く。主人公は妻のキラとその夕食会に参加することとするが、実はその夕食会は死ぬことが人生の救いであるという考えを持つカルト宗教にのめり込んだ友人が集団自殺を企てており、夕食会に参加した友人たちは次々と命を奪われていく。

命からがら逃げ切った主人公夫妻は街全体で集団自殺が行われていることを知る。カルトにハマった友人は、実は主人公の元妻で息子を事故で無くした悲しみからカルトにのめり込むことになる。

物語の多くは主人公の空回りで終わり、最後の最後でようやく主人公の懸念が当たる。息子が死んだ原因もイマイチよく分からないし、主人公は何に違和感を感じているのかもわかりづらく、最後の山場も想像の域を超えず映画としてはつまらない。唯一良かったとしたら、最後に実はその集団自殺が街全体で行われていたというオチのみか。
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