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インビテーション/不吉な招待状のTSのレビュー・感想・評価

2.5
【前半が淡々としすぎている】58点
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監督:カリン・クサマ
製作国:アメリカ
ジャンル:スリラー
収録時間:100分
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2017年劇場鑑賞17本目。
「未体験ゾーンの映画たち」その2。
ジャケット的に3本の中で一番期待していたのですが、正直一番微妙でした。というのも最初の1時間強に関してはほとんど事が進まないんですよね。物語が動くのはせいぜい最後の30分くらいでして、しかもその30分もある程度予想できた展開なので微妙でした。どことなく、『悪夢の惨劇』を思い出してしまいました。

ある日、ウィルは元妻のイーデンから晩餐会の招待状を貰う。そこで、今の彼女のキラとともに車で彼女の家に向かうのだが。。

この家には数人の男もいて、晩餐会が始まるまで告白ゲームだの若者が好むゲームをし続けます。かなり淡々とした描写が続くのですが、豪邸なのに電波が届かないし、窓には格子がついてるし何やら不穏な雰囲気。あからさまに、最後にとんでもないことが起こることを予想させられます。そしてそれは終盤に起きてしまうのですが、まあ、そうなるよなー。て感じです。

どことなく既視感満載だったためあまり自分には響かず。また、最後のシーンも思い出せませんがどこかで見たことある感じ。最初のコヨーテの殺害がかなり対比的に描かれていたなあとは思いましたが総合的に言うとスリラー映画としては物足りませんでした。

ジャケットに書かれている膨大な情報量が目につきました(笑)最近は宣伝文句が多すぎて逆にジャケットがダサくなってきていると思えます。まあ宣伝しないと始まらないし仕方ないか。。いや、それにしてもいい加減「衝撃のラスト」と書くのはやめてくれ。
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